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専門治療プログラム

アルコール依存症治療プログラム(ARP)

アルコール依存症とは

アルコール依存症は、お酒の飲み方(飲む量、飲む時間、飲む状況)をコントロールできなくなったという病気です。お酒が原因で体や家族関係、仕事などに影響が出ている場合は治療が必要です。治療によって回復できる病気ですので、心配な方はご相談ください。

治療の流れ

当院では入院と外来で治療をおこなっています。診察にてアルコールに関する問題の聞き取りを行い、患者様やご家族と話し合ったうえで治療方針を決めます。

入院ARP

安全な入院環境でお酒から離れ、依存症について知り、健康的な生活を取り戻す方法を学びます。

入院治療期間は概ね2~3か月です。

入院治療の流れ

外来ARP

通院による外来治療プログラムです。これまでのお酒の飲み方を振り返り、健康的な生活を維持していくための方法を学びます。

心理教育的グループと、断酒継続のためのフォローアップグループの2種類あります。

※上記実施日や時間帯は変更する場合があります。その都度ご案内しますので関心のある方はお問い合わせください。

◆当院では飲酒量低減薬を取り扱っています

お酒をやめることは難しいけど少しでも減らしたいという方に、飲酒量を抑える薬があります。

この薬は医師の診断と指導の下に処方されるものです。関心がある方はまずはご相談ください。

ご家族の方へ

お酒の問題がある方と一緒に暮らしている家族の方、身近な親類に心配な飲み方をしている人がいるという方など、お酒の問題はご本人だけでなく、身近な人が困っていることも多くあります。ご本人へのかかわり方、受診の勧め方などお困りなことがありましたらご相談ください。

またご本人が治療につながってからも、ご家族の方へのケアやサポートが必要と考えています。スタッフ一同支援体制を整えてお待ちしております。